仕事が嫌いになった真面目くんの将来は?
学生時代に成績優秀な人は真面目な人が多い。
先生のいうこともよく聞き、授業態度もよい。
学校に行って成績な優秀な人は2パターンいる。
①本当は勉強が好きでないけど、仕方なくやっている人
②勉強が好きでやっている人
大半は①に当たる。
②に当たる人はほとんどいないのではないだろうか?
基本的に勉強に対する姿勢は、仕事への姿勢とそんなに変わらないと思う。
会社でも同じように①と②の人たちに大きく分かれる。
②の人たちは、好きでやっているからどんどん伸びていく。
①の人たちは、好きでやっているわけではないので、
仕事は仕事と割り切って行う。
①の中でも
・真面目な人
・怠惰な人
に分かれる。
会社の構成としては、
②のどんどん会社を成長させていく人が2割ほど
①の真面目な人が6割、①の怠惰な人が2割ほど
であるのが多いのではないか?
※少なくとも私の肌感覚ではそうだ。
今回はこの記事を読んでくれているあなたも
「仕事は好きではなく、プライベートと区分をはっきりさせているが、
仕事に対しては真面目に取り組んでいる」
という性格の持ち主なのではないだろうか?
私もこれにあたる性格なのだが、
この状態を続けるとどうなるのかについて最近感じたことがあるので
共有していきたいと思う。
結果としては、
「思考停止状態の作業ロボット化」
となる。
仕事をなるべく早く終わらせたいと考えている、
無駄な仕事は極力したくないと思っているので、
指示された仕事しか基本的にはやらない。
ただ、この状態を続けていくと
①単純作業の繰り返しの仕事しか入ってこない。
②考える仕事をしていないので、商談やMTGなどで意見がいえない。
③目に見える成果も成長もできないので、上司からは評価されない。
④また①にもどっていく。
このエンドレスな繰り返しとなり、
転職しようとしても、市場価値は低い。
また、考えるということに慣れていないので、
・自分が本当はどのような人間になりたいのか?
・好きなことは何か?情熱の持てることは?
・どのようなキャリアステップを歩みたいのか?
がわからない。
そして趣味が特になく、より感情もロボット化してしまう。
かなり飛躍した解釈だと感じるかもしれないが、
現実で知らず知らずの間にこのような道を進んでいる可能性がある。
かくいう私もふと、自分で考えるということが鈍くなった気がして、
今までの行いを振り返ってみると、①〜④のサイクルになっていたのだ。
それではどうすれば解決できるのだろうか?
今仮説として持っているのが、
・アウトプットをする機会を増やすことで考えるという習慣が増えるのではないか?
ということ。
また、何をアウトプットするのかというのも重要だと考えており、
・答えのない問題に取り組むということ
これを意識した生活を心がけることで、
先ほどのロボット化の道から抜け出して行けるのではないかと思う。
じゃ、あなたが最初に考えるべき答えのない問題というものの例でいくと、
・どうすれば、仕事が楽しくなるのか?
➡︎今やっていることで楽しいことは?楽しくないことは?
➡︎楽しいことの割合を増やすためには?よりお金を稼ぐためには?
とかが最初には身近だし、より答える意義のある問題としてできるのではないだろうか?
ここで豆知識として
「考えること」と「悩む」ことは違う。
違いはなんだと思う?
それは答えを出す道筋がしっかり立っているかどうか。
ある本の中では、
「答えを出せる問題にだけ答えること。それを考えること」
と定義していたが、それだと取り組める問題に限りが出てしまう。
そこで、答えが出せないような問題に対しては、
さらに細かな幾つかの問題にわけ、
より回答への道筋を立てることで、考えるという行為になるのではないだろうか?
以上