真理とは何か?
真理とは何か?
1 いつどんなときにも変わることのない、正しい物事の筋道。真実の道理。「永遠不変の
真理 」「真理 の探究」
2 哲学で、
㋐思惟と存在あるいは認識と対象との一致。この一致については、いくつかの説がある。
㋑プラグマティズムでは、人間生活において有用な結果をもたらす観念をいう。
3 仏語。真実で永遠不変の理法。真如。(コトバンク)
真理という言葉を私は、「通常は目に見えない形で隠れている物事の本質でるもの」と認識しています。その真理という言葉を「人」に向けるとどのような「解」を得られるのか。
人はなぜ生きているのか?
人は何のために生きているのか?
そんな答えのない「問い」を誰もが一度は考えたことがあるでしょう。
近しい「問い」に対して言葉を持って「答え」を出そうとしている学問としては「哲学」があります。私たちは今まで生活の質を向上させようと、組織を作り、文化を作り、国、そして社会を作ってきました。物にあふれ、生活の水準は上がり、ひと昔前のように「食べ物がなくて死ぬ」ということは少なくなりつつあります。
この生活水準の向上の先には何があるのでしょうか?私たちは何を目的として生きているのでしょうか?マクロ、ミクロ、個人、法人、短期、長期的にそれぞれ目標は持っているかと思いますが、その先にあるものは何なのか?
私はその「問い」のヒントは文字に残されていると思っています。「格言」「名言」「名書」その中には、人生をかけて学んだ「経験」の先にある「真理」が隠れていると思います。だからこそ、ただの「言葉」ですが心の琴線に触れるような感覚であったり、心の奥に印象深く残ったりするのではないのかと。
「人生の目的」「人は何のために生きているのか」「なぜ存在しているのか」そんな「答え」のない「問い」に対してでも言葉の中にはもしかしたらあなただけの「答え」が存在しているのではないでしょうか。
自分がいいなと思った「言葉」でも他人が同じように、同じくらいの「深さ」で心に響くとは限らない。だからこそ、自分の中でいいなと思った「言葉」を発している人はもしかしたら、自分と似たような目的を持って生きており、すでに「答え」を見出しているのかもしれませんね。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから言葉に気を付けなさい、それはいつか行動になるから行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから習慣に気を付けなさい、それはいつか性格になるから性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから
人の二倍考える人間は10倍の収入を得ることができる。三倍考える人間は、100倍稼ぐことができる。(大前研一)